2022 Fiscal Year Research-status Report
Diachronic development of subjects of future- and epistemic-oriented semi-auxiliaries
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22K00618
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
家口 美智子 金沢大学, 外国語教育系, 教授 (20340854)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | subject / grammaticalization / be going to / be about to |
Outline of Annual Research Achievements |
1本の論文を執筆した。現在、海外のジャーナルに投稿中であるが、科学技術振興機構(JST)のJxivサイトに2023年1月に公開している。 論文名:Development of the Subject of BE going to in Grammaticalisation from the 1820s to 2010s in Comparison with BE about to(単著) DOI: https://doi.org/10.51094/jxiv.243 be going toとbe about toの主語の歴史的発達の度合いを文法的に示し、現代英語における頻度と比べている。結果として、be going toはbe about toに比べ、①頻度、②チャンク性、③主語の発達の全ての面でgrammaticalizationが進んでいることを明らかにした。また、現代英語における文法的な要素で構成された主語の頻度と歴史的な出現順位はほぼ同じであることを示した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度は、科研費受給者が目の疾患により、手術・入院を余儀なくされたため、予定通りの研究活動を行うことが困難となった。手術前は文献講読やデータ分析等ができない状況にあり、手術後も2カ月は同様な状況が続いた。その後は順調に回復し、論文を1本執筆し、海外のジャーナルに投稿中である(Jxivサイドには、公開済み)。 計画では、学会発表を行ったりやデータ収集を進めておく予定だったが、大きく遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、遅れを取り戻すべく、be supposed toとbe likely toに関してデータ取りを行いつつ、to不定詞と動名詞の主語の歴史的発達に関する研究も加えているところである。 英語語法文法学会でのシンポジウムでの発表は予定されている。また、上記のどちらかのテーマで論文の執筆を行う予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度科研費受給者の目の手術・入院により研究活動ができない時期があり、予算の全学執行ができなかった。今年度は回復したため、研究が順調に行くと思われる。以下の使用計画を立てている。 1. 物品費:300,000円、2. 交通費:100,000円、3. その他:56,863円
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