2022 Fiscal Year Research-status Report
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22K00738
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
奥田 阿子 長崎大学, 言語教育研究センター, 助教 (60631249)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 反転授業 / 自律性 / 長期的考察 / 質的調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、英語学習の自律性の育成という観点から長期的に質的調査を行い、反転授業の効果測定を行うものである。 1年目は、反転授業の授業計画をたて、前期のみ授業を実施した。15回分の授業を全て反転授業にするのではなく、通常授業と反転授業と比較できるように初めの6回は通常授業、残りの9回を反転授業とした。また、通常授業終了時、反転授業終了時にアンケート調査を行った。アンケートでは、授業の改善点、感想、学習意欲、学習習慣などについて自由記述方式で回答を集めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度の途中から産休及び育休を取得したため、当初予定をしていた後期の授業が実施できず、アンケート調査も実施できなかった。また、前期に収集したアンケートについてもデータの分析ができていないため、やや進捗が遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は復職するため、1年間を通して反転授業を行い、同時にアンケート調査を実施する予定である。2023年度も2022年度同様に、半期期間中に通常授業と反転授業を両方実施し、学生に通常授業と反転授業の違いについて意識させ、学習の振り返りの際に、授業形態の違いによる学習成果について比較検討できるように工夫しながら授業を行う。また、アンケート調査においても自由記述式の調査を引き続き行う。加えて、学生のインタビュー調査も実施していく。 遅延している2022年度のデータ分析については、2023年度のデータとあわせて分析する予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度の途中から産休及び育休を取得したため、当初計画していた通りに本助成金を使用することができなかった。 次年度は、データ分析のためのデータ整理、学生へインタビューする際の補助、授業観察などに人件費が必要となる。本年度に使用できなかった助成金は、次年度の人件費として使用する予定である。
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Research Products
(2 results)