2023 Fiscal Year Research-status Report
Cognitive process of computer-based test takers: Exploratory study with eye-tracking
Project/Area Number |
22K00766
|
Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
金子 恵美子 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (30533624)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 視線計測 / コンピュータ型テスト / CBT / eye-tracking / TOEIC |
Outline of Annual Research Achievements |
購入した視線計測器を使用して、パイロットを始めたところ、記録開始後1時間程度すると、急に視線計測が正確にできなくなること、またヘッドギアを装着すると、身体的苦痛が発生することが判明した。本研究では、視線計測器を装着して、コンピュータ実施型のTOEICを受験することが求められるため、痛みがは発生するのは重大な瑕疵であった。6月にヘッドギアの痛み軽減のための鼻当てを業者が作成したが、痛みの場所が変わるだけでヘッドギアを使用しての本研究のデータ収集は諦めざるを得なくなった。9月の末に修理のために預けていた視線計測器が返却された。その後パイロットを繰り返し、ゴーグル型の視線計測器に鼻の痛みを軽減するためのシリコン製の鼻当てを装着し、パイロットを行い、計測のずれはデータ収集後に修正することで対応する、という研究方針の変更を行った。その結果、2023年度は本調査には至らず、計測器の調整で終わってしまった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
視線計測器の不具合に加え、計測器を装着するためのヘッドギアが被験者に苦痛を与えるため、その調整に時間が掛かったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、パイロットに加え、本調査を開始したい。年度末には何か報告できる結果を出す予定である。
|
Causes of Carryover |
視線計測器の不具合により、データ収集ができなかったこと、またそれにより予定していた学会発表ができなかったことにより、差額が生じた。今年度は、パイロットに加え、本調査のためのデータ収集を行い、探索的調査の結果を報告したい。
|