2022 Fiscal Year Research-status Report
An Anthropological Study related to Resource Use Culture at Tidal Flats in Ryukyu and Insular Southeast Asia
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22K01097
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
辻 貴志 佐賀大学, 農学部, 特定研究員 (30507108)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 林太郎 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (40462204)
平田 昌弘 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (30396337)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 干潟 / 東南アジア / 生業活動 / 人類誌 / 漁撈採集 / 文化 / 海洋生物 / 人類学 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナがようやく終息に向けて低調になっており、海外渡航ができるようになった。よって、海外での調査研究を始めている。具体的には、カウンターパートとの打ち合わせ、インフォrマントとの折衝を中心に昨年度はフィリピンで活動を転嫁してきた(辻)。今年度は、海外調査を控え、国際学会での成果発信、単著の準備をしているところである。共同研究者の小野と平田もまた、積極的に活動を始める。研究実績として、辻は4本の英語論と6本の英語発表を行った。次年度から、東南アジア島嶼部を中心に干潟の資源利用について、重点的に調査を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
海外での調査が行えるようになり、カウンターパートと調査協力者との調査の計画を立てることができている。フィールドも選定でき、時間も十分にあることから、これから調査を軌道に載せる準備が整備されている。
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Strategy for Future Research Activity |
フィールドワークを主体に、海外での干潟資源利用の実態について調査し、定質的及び定量的なデータを収集することで論文を量産し、調査研究を推進し、本研究の目的である干潟の資源利用文化について業績をまとめることを目的とする。
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Causes of Carryover |
共同研究者の小野と平田は今年度の研究費を次年度に繰り越した。両者は次年度以降に適切に研究費を執行する計画である。
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Research Products
(9 results)