2023 Fiscal Year Research-status Report
沖縄<方言札>の社会史:5つの地域を対象としたケーススタディ
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22K02202
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
仲嶺 政光 富山大学, 学術研究部教育研究推進系, 准教授 (00303032)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 方言札 / 標準語励行 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、戦後沖縄の教育現場で使用された方言札の実態を把握すべく、インタビュー調査をおこなっている。 2023年度は、2023年7月に一週間程度の期間、沖縄県八重瀬町を訪問し、インタビュー調査をおこなった。インタビュー対象者より、方言札や標準語教育の体験についてお話をうかがうことができた。また、2024年3月には文献収集をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は2箇所でインタビュー調査を実施する予定であったが、コロナ禍により1箇所のみの実施となった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は2箇所で方言及び方言札の実態についてインタビュー調査と文献収集を実施する予定である。 調査地は、沖縄県浦添市、及び沖縄県宮古島市である。
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Causes of Carryover |
残額については、インタビュー調査を実施する予定である。 コロナ禍の影響により調査が後ろ倒しになっているため、残額が生じた。
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