2022 Fiscal Year Research-status Report
ICTを活用した医療職との連携による新しい保育者実習プログラムの開発と評価
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22K02397
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
中川 智之 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50462049)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 勇人 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50341144)
尾内 一信 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (80351899)
末光 茂 社会福祉法人旭川荘(総合研究所特別研究部門), 特別研究部門, 所長 (80235837)
荻田 聡子 川崎医科大学, 医学部, 講師 (40309555)
荻野 真知子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (60847945)
森本 寛訓 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (40351960)
松本 優作 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (50826542)
星野 さくら 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (00910340)
坂本 圭 川崎医療福祉大学, 医療福祉マネジメント学部, 准教授 (80412253)
品川 佳満 大分県立看護科学大学, 看護学部, 准教授 (30347702)
入江 慶太 新見公立大学, 健康科学部, 講師 (10508972)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 病児保育室における実習 / 小児病棟における実習 / 医療的ケア児を対象とした実習 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、①通常の保育・幼児教育に加え、病児・発達障害児などあらゆる子どもの保育を目指し学校法人川崎学園において実施されてきた実習(病児保育・病棟保育含む)について整理し発表するとともに、②病児・医療的ケア児を対象とした計5日間の実習を試行的に実施した。 ①としては、現在の川崎医療福祉大学子ども医療福祉学科の前身となる平成17年4月に開設された川崎医療短期大学医療保育科(3年制)において取り組まれてきた病児・発達障害児等を対象とした実習について整理・発表した。実習施設の病院としては、学園内の川崎医科大学附属病院医療保育室に加え、全国の有名病院の協力を得て病児・病後児への保育を学ぶ実習を実施してきた。病児保育室における実習では、病児のバイタルチェック、ウイルス等への感染対策下における保育、医師・看護師との連携等に関する学修を進めていた。小児病棟における実習では、入院による治療が必要な病児を対象として、ベッドサイドにおける働きかけや、病棟に隣接するプレイルームにおける行動制限のある病児に対する保育、病児に付き添う保護者への対応等について学修していた。 ②としては、上記に示したような病児保育室と小児病棟での実習(3日間)に、医療的ケア児が在籍する保育所での実習(2日間)を加えた計5日間を試行的に実施した。保育所では、保育士と常勤する看護師が協働して実践している保育場面における医療的ケアを見学し、それらのケアを受ける園児への保育、ならびに保護者のサポートについて学修した。今後、実習生及び実習担当者への聞き取り調査を進め、事前・事後指導を含めたより学修効果の高い実習形態・実習指導について検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ下における状況や実習施設における担当者の状況により、聞き取り調査が当初予定していたほど進めることができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度においては、上に示した実習担当者への聞き取り調査や実習を終えた学生及び卒業生への調査を実施し、事前・事後指導を含めた実習・実習指導について検討するとともに、フィンランドのラヒホイタヤに関する視察・調査を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
世界的な需要により実習指導等において使用するノートパソコンの選定・購入が遅れているためであり、令和4年度残金については当初から購入を計画していたノートパソコンを本年度前半に購入する予定である。令和5年度分については、計画していた通り、フィンランドのラヒホイタヤに関する視察・調査及びICT機器の購入等について主に使用予定である。なお、計画時から約2年経過しているため購入するICT機器について確認・検討する予定である。
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Research Products
(3 results)