2022 Fiscal Year Research-status Report
離島の子ども世界における多様な他者とのまじりあい:都市部との対比から
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22K02420
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
小島 康生 中京大学, 心理学部, 教授 (40322169)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石島 このみ 白梅学園大学, 子ども学部, 講師 (70735117)
外山 紀子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80328038)
川田 学 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (80403765)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 離島 / 子ども / 対人関係 / まじりあい / 日誌 / フィールド観察 / インタビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍により,当初の予定のようには渡航・調査ができなかったが,ようやく2022年9月に渡航が叶い,保育所での散歩の観察を行うことができた。さらに,2023年2月には縦断日誌調査への参加者の募集も行い,10名以上の協力者を得ることができた。また,本申請課題では,7~8年前からの変化を追跡することも大きな目的の一つだが,現地の保育者・教育者へのインタビューは実現しなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により当初の予定通りに渡航ができず,データ収集が十分に行えなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナの社会的な扱いも変わり,今後は渡航もスムーズになるものと思われる。日誌調査は,3ヵ月ごとに行うことを予定しており,さらに比較対象として都市部のデータも集める予定でいる。屋外での観察調査については,すでに現地の関係者から承諾を得ており,今後は,渡航時の放課後の子ども観察を積極的に進める。また,保育所での散歩の観察,運動会や島の伝統行事に参加して,子どもと地域の人々の関わりあいの観察も実施する予定である。保育,教育関係者へのインタビューは,まだ手付かずだが,今後,データを収集していく計画である。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため,研究メンバーの渡航が圧倒的に少なかったことが大きな理由である。2023年度は,メンバー全員が,積極的に渡航を実現し,データ収集を実施する予定である。また,研究協力者への謝金,学会等での成果発表にかかる出張旅費の支出も必要になることを予想している。
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