2022 Fiscal Year Research-status Report
幼小接続期の非認知能力と家庭での食育力を高めるプログラムの開発
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22K02429
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyoto Medical Center |
Principal Investigator |
河口 八重子 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (10727605)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | サペレメソッド / 非認知能力 / 幼小接続期 / ミールトーク / 食育力 / 保育士 / 家庭 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、就学前の4・5歳児を対象に食を教材として園と家庭で楽しく行える非認知能力を高めるプログラムを開発し、その効果を検証することである。研究初年度となる今年度は、新たに京都市内の幼稚園・保育園・こども園等のリクルートを考えていたがコロナ禍の影響は続き新規での呼びかけは困難であった。しかし既に確保している市内の4箇所の保育園での4・5歳児クラスに対して食育プログラムのプロトタイプを考案し、延べ25回の実践活動を行った。 保育士等に対してヒアリングを行い、プログラムの改良やこの食育プログラムを評価する指標の検討を行った。保護者に対してはプログラムの実施前後にIDで紐づけしたアンケート調査を行い、食の新奇恐怖やえり好みについて11項目について把握した。また、子どもの食についての家庭での取り組みの変化や子ども自身の食行動の変化等を把握した。 こうした取り組みに加え、食育や保育の研究者からのアドバイス等をふまえ、幼小接続期の非認知能力と家庭での食育力を高めるプログラムを開発しつつある。 子どもの非認知能力を高めるための保育士のミールトークがどの程度実施されているかを測るため先行研究を参考にし、対話的な声掛けがどの程度できていたかを10項目で種類別に分類した。実施の有無や子どもからの反応の有無も含めて調査票を作成し、子どもに考えさえるような対話になっているのかを検証するものとした。尚、調査票については国立病院機構京都医療センターの倫理委員会の承認を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍において食を伴う食育活動について、国内外での取り組み例に関する調査が十分に行えていない。
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Strategy for Future Research Activity |
保育園等での実践活動を通じて、必要な情報、データを入手する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で実践活動や出張機会に制約が生じたため次年度使用額が生じた。コロナ禍も落ち着きつつあるので、計画的な使用につとめる。
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