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2022 Fiscal Year Research-status Report

暴力的映像の平和教育利用における子どもの視聴ガイドライン開発

Research Project

Project/Area Number 22K02434
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

佐藤 鮎美  島根大学, 学術研究院人間科学系, 講師 (90638181)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 縄手 雅彦  島根大学, 学術研究院理工学系, 教授 (10198400)
石川 隆行  宇都宮大学, 共同教育学部, 准教授 (50342093)
井出 明  金沢大学, GS教育系, 准教授 (80341585)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords暴力的映像視聴 / PTSD様の情報回避行動 / メディア視聴 / 平和教育 / 子ども
Outline of Annual Research Achievements

2022年度は、暴力的映像視聴がPTSD様の情報回避をもたらす条件を検討するため、大人を対象にした質問紙によりその体験を広く収集し、その共通因子(内容要因・状況要因)を探ることが目標であった。大学生を対象に質問紙調査を実施することで暴力的な映像視聴によってPTSD様の情報回避行動が見られるようになった体験を大学生を対象とした質問紙調査により収集した。その際に、視聴内容および視聴状況についても詳細を求め、テキストマイニングなどの解析手法により要因(内容要因・状況要因)を抽出した。さらに、気質やPTSD様症状の程度についても尺度評定値を収集し、他要因との関連を検討した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本年度の目標は、暴力的映像視聴がPTSD様の情報回避をもたらす条件検討のため、質問紙調査により、実際の体験から、その共通因子を探ることであった。質問紙実施および分析まで完了していることから、本年度はおおむね順調に進展していると言える。ただし、代表者が現在、育児休業中であるため、科研費の執行ができず、来年度の進捗は遅れる見込みである。

Strategy for Future Research Activity

代表者が現在育児休業中であることから、当初2年目に実施予定であった、未就学児を対象とした実験を2年目3年目にかけて実施する。さらに、当初3年目に予定していた大人を対象とした実験のための資料収集についても、2年目3年目にかけて行い、当初3年目に実施予定であった大人対象の実験を4年目に実施する。

Causes of Carryover

2022年度の夏ごろより代表者が出産に伴う休業を取得しており、所属組織の規定上、研究費執行が不可能であった。それゆえ、当初初年度に購入する予定であった機器類を次年度以降に購入する予定にしている。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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