2022 Fiscal Year Research-status Report
保幼小連携接続における幼児教育アドバイザーと校長・園長の認識と実態
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22K02480
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Research Institution | Kyoritsu Women's Junior College |
Principal Investigator |
一前 春子 共立女子短期大学, その他部局等, 教授 (10399222)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋田 喜代美 学習院大学, 文学部, 教授 (00242107)
天野 美和子 東海大学, 児童教育学部, 特任講師 (60817352)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 保幼小連携 / コーディネーター / 自治体 / 架け橋期 |
Outline of Annual Research Achievements |
(研究の具体的内容) 2自治体の保幼小連携の関係者を対象としたインタビュー調査を実施した。目的は、保幼小連携接続の関係者(自治体連携担当者、連携アドバイザー、保育者)が架け橋期のコーディネーターの役割として重視している内容を明らかにすることであった。架け橋期プログラムへの取り組みにあたっての関係者の認識をみると、取り組みを発信する力、担い手としての自覚を促す力、意味や枠組みを見出す力といった要素がコーディネーターに必要とされていることが明らかとなった。 (研究の意義) すでに幼児教育アドバイザーが保幼小連携接続への指導・助言を行っているが、より連携接続に特化し、多数の関係者をコーディネートする役割が今後必要となることが想定される。コーディネーターに求められる役割や資質を明らかにしていくことで、架け橋期における課題の解決に役立てていくことが可能になると考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
自治体の保幼小連携の関係者へのインタビューを実施し、コーディネーターに期待する役割を明らかにすることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
自治体の保幼小連携の関係者を対象としたインタビューの結果をふまえ、保幼小連携接続のステークホルダーとして重要な小学校校長と園長の連携接続へのニーズを明らかにする。
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Causes of Carryover |
(理由)インタビュー調査や学会発表のための旅費に使用することを予定していたが、インタビューおよび学会がオンラインでの実施となったため、次年度使用額が生じた。 (使用計画)2023年度に予定している質問紙調査の作成や送付、データ分析に関する予算として使用する予定である。
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Research Products
(2 results)