2022 Fiscal Year Research-status Report
レジリエントな社会の構築を目指した生活に関する綜合的な認識形成とカリキュラム開発
Project/Area Number |
22K02545
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
青木 香保里 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (00258683)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志村 結美 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (00403767)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | レジリエント・レジリエンス / 生活 / 綜合性 / 認識形成 / カリキュラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、「レジリエンス」に関する認識と実践に資する教育内容と教育方法について具体的な検討を行い、授業プログラムの開発とカリキュラムの提案を行うことを目的とし、授業プログラムで取りあげる日常生活において育まれる「レジリエンス」につながる事柄や活動 などを学校教育・教員養成・教員研修と連動・連携させた検討を目的としている。 現代的な課題を複雑に抱える現在、「レジリエントな社会」の構築と連動する生活のあり方が求められ、私たちの生活様式の見直しと再構築は喫緊の課題であり、核心となるのは私たち一人ひとりの「意識」のあり様にある。 2022年度は、デジタル化やICTの活用と生活様式の変化・変容、コロナ禍のストレスとレジリエンスについて、実態を把握し、レジリエンスをめぐる課題を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画に従い、本研究課題に取り組むことができたと判断できるため。
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Strategy for Future Research Activity |
引続き、現代における日常生活におけるストレスとレジリエンスをめぐる実態調査(シーズ把握)をすすめるとともに、授業プログラムやカリキュラムの検討に向けて、学習者や研究受講者等のニーズ把握をすすめる。
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Causes of Carryover |
コロナ禍もあり、次年度使用額が生じた。次年度使用額が生じた分については2023年度分と研究計画に組み入れて使用する予定である。
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Research Products
(7 results)