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2022 Fiscal Year Research-status Report

地域で活躍する人材を育てる高等学校商業教育に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22K02589
Research InstitutionHokkaido Musashi Women's Junior College

Principal Investigator

高橋 秀幸  北海道武蔵女子短期大学, その他部局等, 教授 (80649369)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywords商業高校 / 商業教育 / ビジネス教育 / 地域連携 / 実践的・体験的学習 / キャリア形成
Outline of Annual Research Achievements

令和4年度は研究初年度とういうことで、文献調査とあわせて調査対象校選定及びヒアリング調査の準備を始めた。そうした中でアポイントメントのとれた北海道内外の3つの高校での調査活動を実施した。
今回は小規模な商業高校・商業科での取り組みを中心に調査を進めており、一つ目は北海道下川商業高等学校の教員と下川町教育コーディネーターへのヒアリングを行った。ここでは、学校と町が連携した人材育成について多くのお話を伺った。また、二つ目は元文部科学省教科調査官の先生から紹介をうけ、小規模ながらも成果をあげている商業高校として長崎県立島原商業高等学校の紹介を受け、高校での取り組みと地域連携についてヒアリングを行い、話を伺うことができた。さらに三つ目には、知り合いの学校長から紹介を受け、北海道苫前商業高等学校でのヒアリング調査を行った。ここでは同校の教員のみならず苫前町教育長、教育委員会職員、同窓会会長にも出席していただき、今後の具体的な調査活動への協力依頼も行うことができた。苫前商業高校も下川商業高校も町外からの入学者が増えており、地元だけでなく、近隣都市や札幌の若者も自分たちで育てていきたいという姿勢が見受けられ、地域で活躍する人材を育成するうえでの貴重な話を伺うことができた。
また、当初は多くの商業高校の関係者と情報交換するためwebサイトの構築を目指していたが、まだ運用できていないため、早期の運用開始を目指し、今後も充実した研究となるように進めていきたい。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

今年度は研究初年度で、校務との兼ね合いからヒアリング調査に行く回数が予定より少なくなってしまった。また、調査対象校の担当教諭が人事異動で不在となり、再度、計画を練り直す箇所も出てきている。しかし、これまでの3校のヒアリング結果と今年のヒアリング調査をあわせて、研究遂行に向けての情報収集を進めていく。また、情報交換に向けたwebサイト構築を進めていくことはもちろん、SNSなども積極的に利用していくようにしたい。

Strategy for Future Research Activity

2年目は、初年次と同様のヒアリング調査を北海道内と北海道外の商業高校とその地元企業で行っていく。調査対象地域は北海道外も含め3-5校程度を予定しているが調査対象校は未定である。対象校は日本商業教育学会での研究報告や全国生徒商業研究発表大会発表校などから、積極的に実践に取り組んでいる商業高校を選定していく予定である。
また、卒業生アンケート調査の準備も進め、今回は郵送に加えてweb上でも実施する予定である。ヒアリング調査とアンケート調査の2つの調査で得た定量・定性データを複合的に分析し、地域で求められる人材を育成する商業教育について検討を進める。

Causes of Carryover

ヒアリング調査への旅費を優先したため、購入予定のノートパソコン及び統計ソフトウェアの購入額が不足し、次年度に繰り越して購入することとした。

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Published: 2023-12-25  

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