2024 Fiscal Year Annual Research Report
ICTを用いた知的障がいのある児童生徒の書記表現支援プログラム開発に関する研究
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22K02751
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| Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
菅野 和恵 東海大学, 健康学部, 教授 (80375451)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柘植 美文 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 研修事業部, 主任研究員 (10836000)
岡本 明博 十文字学園女子大学, 教育人文学部, 教授 (20531784)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | ICT / 知的障がい / 書記表現 / プログラム開発 / タブレット端末 / 発達的特徴 / デジタル・インクルージョン |
| Outline of Annual Research Achievements |
障がいのある児童生徒の学習支援やコミュニケーション手段として、タブレット端末などのICT活用が進んでいる。ICTが教育場面で身近な存在となる中で、テクノロジーを取り入れた教育実践と、その基盤となる研究の必要性が高まっている。本研究の目的は、知的障がいのある児童生徒のICTを利用した書記表現の発達的特徴を明らかにし、効果的な支援プログラムを開発することである。 第一研究「知的障がいのある児童生徒のICTを利用した書記表現の発達的特徴に関する研究」では、タブレット端末を用いた書記表現と言語発達との関連を検討した。S-M社会生活能力検査コミュニケーション領域得点との有意な相関が認められた一方で、語い検査得点および漢字音読得点との関連は限定的だった。また、書記表現の習得段階により、品詞構成比率、文数、異なり語数、副詞節の使用、新出語数に違いが見られ、段階別の量的特徴が示された。さらに、タブレット端末の使用により、書くことの困難さが軽減されることが認められた。タブレット端末のどの機能が評価されるかは、知的発達段階で異なることも確認された。 第二研究「ICTを用いた知的障がいのある児童生徒の書記表現支援プログラムの開発に関する研究」では、第一研究の結果に基づき、児童生徒の書記表現を、「ビギナーレベル」「アドバンスレベル」「マスターレベル」に分類し、それぞれのレベルに応じた指導ポイントを盛り込んだ支援プログラムを開発した。 これらの研究成果をもとに、特別支援学校および支援学級教員を対象としたリーフレット「知的障がいのある子どもたちのタブレットPCを使った作文活動の特徴に関する研究報告」を作成した。リーフレットには、現場での実践に活用されることを目的として、書記表現支援プログラムを参照可能なQRコードを掲載した。現場から得られる反応や課題が、次の研究へ反映され、研究が深化することを意図している。
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| Remarks |
研究成果物として研究内容にかかわるリーフレットを作成した。 リーフレットの最終頁には、作文指導の指導案を公開するサイトのQRコードを掲載し、サイトにアクセスすると指導法のアイデア例を閲覧できるようにした。
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