2022 Fiscal Year Research-status Report
Effects of sleep-related behavior modification on learning efficiency in the classroom for students in special needs schools.
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22K02764
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
神村 栄一 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (80233948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 恒彦 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (60589084)
渡邉 流理也 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (40750120)
横堀 壮昭 新潟大学, 人文社会科学系, フェロー (10870214)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 特別支援学校 / 睡眠 / 生活習慣 / 学習効率 / 子ども |
Outline of Annual Research Achievements |
申請時の研究計画では、令和4年度について、①5年間の研究計画の再調整、②新潟大学研究倫理審査申請、および、③関連研究機関への研究協力の依頼(説明と合意)の準備、④先行研究レビューの継続が予定されていた。 ①については、COVID-19感染症対策の緩和の状況、新潟県内特別支援学校の活動や教育体制の状況をあらためて確認しつつ、学校管理職者へのヒヤリングなどを行い、研究計画の調整を行ってきた。研究協力を得る児童生徒本人およびその保護者さらには学校教職員への、睡眠にかかわる生活習慣改善の必要性をわかりやすく具体的に説明する動画を作成し、それをセットにした研究協力を得る方法、とりわけ実際の接触を制定限にする手続きなどを行うこととして計画をすすめている。 ②については、新潟大学の人を対象とする研究等倫理審査委員会に申請し承認を得たところである。③については、上記①とあわせ、研究計画のあらましを説明し、一定の要件(倫理的配慮について含む)を満たした場合に限定して了承を得る準備をすすめている。④については、関連する論文を収集し、不明でない点について、著者、関連領域にかかわる研究者からパーソナルコミュニケーションとして情報を得た。 データの収集については、多様な媒体を併用することで検討をすすめている。ひとつは、保護者や学校で指導にあたる教員からの行動観察、を、Google Formなどへの入力を求め収集する方法である。他には、合意を得られた協力者に、手首にウエアラブル端末(アクチグラフ)を装着し、日中の運動量、心拍数、脈拍から評価される睡眠、睡眠ステージの情報、などをダイレクトに収集する方法である。これらの併用にともなう問題点を明らかにして、無理なく実施できるあり方を検討する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID-19感染対策の規制緩和、特に学校現場でのその動向、政府からの指針、指示、調査対象となる特別支援学校での状況などを見据えながら、となり、研究計画の細部の調整に当初の計画よりもさらに細かな確認が必要とったため、やや手間取ってしまった。 また、さまざまな事情から、研究協力を得る手続きをより慎重に行う必要があると判断され、また、協力に対する動機づけの換気も、特別支援学校に在籍する児童生徒の特性に応じたものとする必要もあらためて明らかとなった。 これらのことから、全体の研究計画の進捗が、わずかながら遅れが生じている、しかし、おおむね順調である、と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
基本として、研究申請時(令和3年度)の研究計画にそってすすめる。 令和5年8月までに、研究協力依頼、研究参加への動機づけを換気するための、「よい睡眠をとるための生活の送り方:特別支援学校(学級)でまなぶみなさんとその保護者の方にむけて」(仮)のプロットを作成し、動画制作会社に依頼し、観やすい、聞きやすい、わかりすい動画資料を作成する。特別支援学校児童生徒向けであることを考慮し、視覚や聴覚、知的理解に難があるお子さん(一部の保護者)にも理解しやすいものとする。 完成した動画はYouTubeで視聴可能とし、そのアドレスや紹介フライヤーを、新潟県内特別支援学校で配布してもらい、その後は、Google Formなどで直接協力候補者から研究協力を得て、協力にむけた契約を交わすための手続きを確立し、協力をつのる。実施において、保護者への説明を行う。 あわせて、手続き確認のための予備的調査を実施し、フォードバックを得る。他に、継続して先行研究の整理をすすめる。
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Causes of Carryover |
特別支援学校に在籍する児童生徒への研究協力、協力する上での、協力者において予想される負担、リスク、およびメリット(研究協力から得られる生活改善、睡眠リズムの安定、その意義の理解と維持にかかわる教育的、健康促進的効果など)を、児童生徒はもちろん、保護者にも十分理解いただいた上で、協力いただく必要があると判断されたた。 また、協力依頼にかかわる資料をより丁寧に作成することとなったため、また、令和4年度中は、COVIT-19感染対策で学校や児童生徒への通学や生活全般にさまざまな負担が大きいと判断された。 以上のことから、主に、研究参加を促す啓蒙動画の作成(動画作成業者に発注)にむけ、令和5年度に繰り越して、時間をかけ執行することとした。
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Research Products
(2 results)