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2022 Fiscal Year Research-status Report

オンラインでの「英語フォニックス(小中9年間)」教員研修システムの開発と実践

Research Project

Project/Area Number 22K02888
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

大野 恵理  三重大学, 教育学部, 特任教授(教育担当) (40813845)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywordsフォニックス / 教員研修 / オンライン研修 / 小・中学校
Outline of Annual Research Achievements

本研究のテーマは、へき地の小中学校教員が、オンライン教員研修を行い、新たな教育課題「フォニックスの習得」に地域全体で取り組むシステムの開発・実践・検証・普及を行うことである。本研究は、以下のADDIEモデルに沿って進められている。
Analysis(分析)研究者(大野)は、フォニックスの指導実績に基づき、複数の小学校・中学校教員への聞き取り調査、ICT環境や教材の調査を実施して、分析した。分析の結果、現場教員のニーズに合ったオンライン教員研修の形とは、それぞれのペースに応じて隙間時間に研修できるオンデマンド型を重視することが重要であることが分かった。
Design(設計)分析で明らかになった「隙間時間でも研修できるオンデマンド型のオンライン研修」のデザインをした。Development(開発)本研究を実施する三重県南部のA市では、教員が使う指導用パソコンについてWindows11と調査で明らかとなっていたのでPowerPointで研修動画を開発した。この研修用動画は、教員が児童を指導する時にも活用できるようにした。
Implementation(実施) 2022年7月に、A市の小・中学校教員が参加してライブ(オンライン)で研修を実施した。上記で開発された教材(研修用動画とプリント)は、A市の全ての学校に配布された。さらに、A市の外国人指導助手(ALT)にも、対面のフォニックス研修を実施し、フォニックス指導を手伝える体制を整えた。
Evaluation(評価)2022年9月(2学期)以降に、上記研修に参加したほぼすべての小学校教員が、小学校外国語活動または外国語の授業でフォニックス指導の実践を開始した。多くの教員が、外国人指導助手(ALT)とティームティーチングでフォニックス指導に取り組んでいることが、聞き取り調査で明らかとなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

夏休み期間中にALT研修を行い、ALTがフォニックスの指導ができるようにしたことが効果的であった。夏休み中にライブ(オンライン)研修をうけたすべての教員が、それぞれの学校でALTの支援を受けながら、フォニックスの指導に取り組んでいる。

Strategy for Future Research Activity

本研究を実施する三重県南部のA市では、教員が使う指導用パソコンについてWindows11と調査で明らかとなっていたのでPowerPointで研修動画を開発した。この研修用動画は、教員が児童を指導する時にも活用できるものである。しかし、2点の問題点が出てきた。2023年度は、教員の指導用パソコンがクロームブックに変更になることが、PowerPointでの教材開発後に明らかになった。2022年度に開発した教材では、2023年度にオンデマンド教員研修ができず、その教材を活用して児童・生徒にフォニックスを指導することができなくなる。2023年度にクロームブックで教材が使えるように作り直すことが必要となってくる。

Causes of Carryover

2022年度計画していた教材の画像(現在はイラストやの画像を使用)について、当初の計画より少なく済んだため。2023年度に追加の画像と音声を業者に依頼すして使用する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Introducing Phonics in Japanese Elementary School through JTE/ALT Collaboration2022

    • Author(s)
      Eri ONO
    • Organizer
      Japan Association for Langauge Teaching

URL: 

Published: 2023-12-25  

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