2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of a normative data and educational program for the prevention of gaming disorder in adolescents as well as its effectiveness
Project/Area Number |
22K03174
|
Research Institution | Hokkai-Gakuen University |
Principal Investigator |
田中 勝則 北海学園大学, 経営学部, 准教授 (10510969)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横光 健吾 人間環境大学, 総合心理学部, 講師 (70822154) [Withdrawn]
入江 智也 北翔大学, 教育文化学部, 准教授 (90787730)
新川 広樹 弘前大学, 教育学部, 助教 (10848295)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | ゲーム障害 / ゲーム依存 / オンラインゲーム / 行動嗜癖 / 青年期 / 予防教育 / 大規模標準データ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は青年期における不適切なオンラインゲーム利用の実態把握に向けた大規模標準データの収集を行い、このデータを用いて適応的なゲーム利用に向けた予防教育プログラムの開発を行うことを目的としている。今年度は昨年度に得られた全国の中高生約10000名のゲーム利用に関するデータの分析に着手した。その結果、平日、週末ともに中学2年生のゲーム利用時間が最も長いこと、平日よりも週末のゲーム利用時間が長いことなどが明らかとなった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予算の関係で中高生を対象とした予防教育プログラムのオンライン実施に向けた動きが停滞しているため。また、当初予定していた大学生のゲーム利用に関するデータ収集が進捗していないため。
|
Strategy for Future Research Activity |
予防教育プログラムに関してはオンライン実施に留まらず、対面実施の可能性も視野に入れながらプログラム開発を進展させていく。大学生のゲーム利用データ取得に関しては、中高生データの更なる分析を通じてその必要性についても検討を行う。
|
Causes of Carryover |
研究初年度に研究の円滑な進展のために前倒し支払請求を行っていたものの、当初の研究計画を再考する必要が生じたため前倒支払分の支出が行われなかったため。今後は調査の実施や予防教育プログラムの開発、トライアルおよび文献複写や英文校閲などの支出を見込んでいる。
|
Research Products
(3 results)