2022 Fiscal Year Research-status Report
Research on prediction of the urgency of earthquake occurrence from the attenuation characteristics across active faults and rationalization for earthquake hazard
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22K04648
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Research Institution | Newjec.inc |
Principal Investigator |
山田 雅行 株式会社ニュージェック(経営戦略本部DX推進部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部DX推進部研究開発グループ研究開発チーム, 主任研究員 (60727519)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東 宏幸 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 特任研究員 (10555379)
小田 義也 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (30336523)
長尾 毅 神戸大学, 都市安全研究センター, 教授 (30356042)
香川 敬生 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (50450911)
羽田 浩二 株式会社ニュージェック(経営戦略本部DX推進部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部DX推進部研究開発グループ研究開発チーム, 研究員 (70899434)
原 忠 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (80407874)
吉田 和郎 株式会社ニュージェック(経営戦略本部DX推進部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部DX推進部研究開発グループ研究開発チーム, 主任研究員 (80899419)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 二重スペクトル比法 / 地震観測 / 活断層 / 減衰特性 / 応力蓄積過程 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年に地震が起こった活断層として兵庫県南部地震と鳥取県西部地震を対象に,新規の地震計を配置し,活断層をまたぐ位置で観測された微小地震記録を用いて算定した減衰特性から「地震後経過率=ゼロ」が推定できることを実証し,減衰特性から地震後経過率を推定する手法の高精度化を目指している.地震観測計画や地震計設置を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
兵庫県南部地震と鳥取県西部地震の震源近傍地域において、計画通りそれぞれ4箇所と5か所の地震観測計画や地震計設置を行った.
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Strategy for Future Research Activity |
地震後経過率がゼロと考えられる近年に地震が起こった活断層を対象に,新規の地震計を配置し、活断層をまたぐ位置で観測された微小地震記録に対して,二重スペクトル比法を用いて減衰特性を推定し,地震後経過率との関係の高精度化を目指している. 近年に地震が起こった活断層として,兵庫県南部地震と鳥取県西部地震を選定し,地震観測計画や地震計設置を行った. 今後,今回活断層をまたぐ位置に設置した地震計で得られた微小地震観測記録に対して,二重スペクトル比法を用いて減衰特性の推定やその推定法の高度化,地震後経過率との関係を明らかにしていく予定である.
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Causes of Carryover |
今年の成果は地震計の設置であったため、観測記録を用いた検討が進まなず、想定していた対外発表や論文執筆にいたらなかった。 次年度は観測記録が得れれることが期待できるため、対外発表や論文執筆を増やすことができ、これらの投稿費用や交通費に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)