2022 Fiscal Year Research-status Report
Improvement of photocatalytic performane of oxygen-deficient titanium oxide photocatalyst by a top-down process for practical use of sunlight
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22K05013
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute |
Principal Investigator |
染川 正一 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 研究開発本部機能化学材料技術部マテリアル技術グループ, 主任研究員 (20520216)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳田 さやか 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 研究開発本部機能化学材料技術部マテリアル技術グループ, 副主任研究員 (40579794)
立花 直樹 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 技術支援本部多摩テクノプラザ複合素材技術グループ, 副主任研究員 (60633526)
今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70255595)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 酸素欠損型チタニア / ビーズミル粉砕 |
Outline of Annual Research Achievements |
微細ビーズを用いた湿式のビーズミル粉砕法によるトップダウン製法による酸素欠損型チタニアの作製を行い、各種分析装置を用いて解析を行った。また、比較のために酸化チタン前駆体を原料としたボトムアップ製法による作製も試み、解析した。作製条件の違いで酸素欠損部分の性状や吸収波長領域に変化が見られた。放射光を用いたエックス線吸収微細構造解析も行った。各種物性、活性、安定性等についての知見が集まりつつある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各種条件による湿式ビーズミル粉砕処理を行い、解析を行ってきた。作製条件の違いによる酸素欠損状態に違いが見られ、性能向上のヒントとなる知見が集まりつつあるため。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き性状を詳細に調べ、活性向上や可視光応答性範囲拡大に活かしていく。
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Causes of Carryover |
納期等の事情で、次年度に回さざるを得なかった案件が生じていたため
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Research Products
(1 results)