2022 Fiscal Year Research-status Report
Assessing the role of enrichment planting in a large-scale tropical rainforest restoration project using time series datasets
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22K05731
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Research Institution | Musashino University |
Principal Investigator |
伊尾木 慶子 武蔵野大学, 工学部, 講師 (70838705)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 熱帯雨林 / 森林再生 / ボルネオ / リモートセンシング |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は過去のリモートセンシングデータ、現地調査データの整理と次年度以降の現地調査に向けた予備調査を行った。 本研究のカウンターパートであるスウェーデン農業科学大学(SLU)とマレーシアサバ大学(Universiti Malaysia Sabah)の研究者とのディスカッションを行い、現地調査において候補となる調査ブロックの選定を行った。現地の予備調査ではGNSS測量による基準点の座標の取得や調査候補となる植栽ブロックへのアクセスの確認等を済ませた。また、サバ州政府に現地での調査許可申請、ドローンの飛行許可申請を行った。 さらに過去に得られた各種リモートセンシングデータの解析を進め、エンリッチメント植栽を行ったブロックにおける地上バイオマス量の変化に関する予備的な結果が得られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度予定していた予備調査及び現地での研究遂行に必要な各種手続きを完了し、次年度から始まる現地プロット調査に向けて必要なデータを整理することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は現地でのプロット調査およびドローンを用いた空中写真の取得を行う。過去に取得された航空機LiDARデータから得られた3次元情報を用いたフタバガキ科の苗木の植栽適地選定も進める予定である。
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Causes of Carryover |
現地カウンターパートとの調整をふまえ、現地調査に係る謝金などの費用については次年度からの使用に変更したため。
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Research Products
(3 results)