2023 Fiscal Year Research-status Report
Assessing the role of enrichment planting in a large-scale tropical rainforest restoration project using time series datasets
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22K05731
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Research Institution | Musashino University |
Principal Investigator |
伊尾木 慶子 武蔵野大学, 工学部, 講師 (70838705)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 熱帯雨林 / 森林再生 / ボルネオ / リモートセンシング |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は現地調査を実施し、異なった手法で植栽が行われたブロック内にそれぞれプロットを設置して森林調査を行った。毎木調査はマレーシアサバ大学(UMS)およびスウェーデン農業科学大学(SLU)と共同で、GNSS測量については現地の測量会社の協力を得て行っている。また調査ブロックにおいてUAVによる空中写真の取得も行われ、その他Sentinel-2なども用い、対象ブロック全体での地上バイオマス量の推定を進めた。予備段階の結果として2017年に航空機LiDAR を用いて推定されたモデルを2023年の空中写真データに適用することで精度の高い地上バイオマス量の推定ができる可能性が示唆され、今後は植栽方法の違いやその他環境要因が地上バイオマス量の変化に与える影響を考察する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
GNSS測量について、以前使用していたマレーシア測量地図局(JUPEM)の測量基準点が誤って除去されてしまっていたため、自前の基準点を改めて設置する必要がありプロット位置の測量に予定より時間がかかった。また現地では昨年の大雨で橋が落ち復旧できていない箇所があったため、2017-18年に設置したプロットへのアクセスに手間取り、全体としてやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度中に現地調査を終え、データ解析を進める予定である。毎木調査データの整理や解析と共に時系列リモートセンシングデータを用いた評価を行う。プロットのGNSS測量については引き続き現地の測量会社スタッフの協力のもと進める。
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Causes of Carryover |
次年度使用額は現地調査にて使用予定である。
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Research Products
(3 results)