2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
22K05815
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Research Institution | Fisheries Research and Education Agency |
Principal Investigator |
伏屋 玲子 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(長崎), 主任研究員 (40373469)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 健二 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(神栖), 研究員 (40866696)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | クルマエビ / 水温 / 養殖池 / 行動 / 飼育環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
クルマエビ養殖池を閉鎖した生態系(大きな試験水槽)と仮定し,池の中のエビの生態ついて飼育日誌の環境データに加え,新たにエビの行動生態などのデータをもとに因果関係を調べるため,まずは日誌のデジタル化を行った。連続した過去数年間の養殖池の飼育日誌(紙媒体)からエビそのものに関するデータと,水温などの環境データをエクセルに入力した。また,珪藻等の増殖により混濁した養殖池内で,夜行性であるクルマエビの行動観察を行う準備として,陸上水槽を設置し,水中カメラを用いて行動観察を試験した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通りに実施できている
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Strategy for Future Research Activity |
過去の日誌データについて,エビと環境要因との因果関係について調べる。現場での行動観察のため,水中カメラの設置を行い,生活行動のパターン解析の準備を行う。
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Causes of Carryover |
代表者の健康状態が不良の時期があり,出張等が減少したことにより,当初よりも旅費の使用額が少なかった。すでに回復しているため次年度は予定通りの使用が見込まれる
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Research Products
(2 results)