2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
22K05826
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Research Institution | Fisheries Research and Education Agency |
Principal Investigator |
村下 幸司 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(南勢), 主任研究員 (60597649)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾崎 雄一 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(南勢), 主任研究員 (10734030)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 成熟 / 栄養代謝 / メダカ |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでに作出した栄養代謝と成熟に関係すると考えられる3種類の遺伝子が欠損したモデル魚(メダカ)について、それぞれ表現型解析に十分な魚を確保するため親魚群を拡大した。また、各遺伝子欠損魚について、成熟に関する表現型を解析したところ、一部は雌が不稔になることが明らかになった(GSIにも大きな差を確認)。同変異体は内臓脂肪が多く蓄積することも明らかになった。さらには、その他の欠損魚においても成長に違いがみられたことから、精密な成長比較試験を開始したところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画に沿って研究を実施し、作出した遺伝子欠損魚に成熟や成長に関する表現型を確認する等、順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
作出した遺伝子欠損魚の一部に成長不良の傾向が確認されたことから、詳細な成長試験を実施しているところである。
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Causes of Carryover |
年度末に試薬購入の可能性があったため少額(720円)を確保していたが、購入を次年度に延期することになったことから次年度使用額が生じた。
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