2022 Fiscal Year Research-status Report
Functional analysis of neural stem cells in adult mouse medulla oblongata
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22K06456
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
宮田 清司 京都工芸繊維大学, 応用生物学系, 教授 (30243124)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 神経幹細胞 / 延髄 / 最後野 / 中心管 / マウス |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、「神経幹細胞が延髄の損傷修復に関与していないか?」という疑問を解明することを目的とした。まず、高濃度グルタミン酸を皮下注射することで、延髄最後野の神経細胞は数日で密度が減少するが、2か月後にはほぼ回復した。グルタミン酸による神経細胞死後、神経細胞幹細胞や前駆細胞の活発な増殖が確認された。また、1~2か月後には、BrdU陽性の成熟神経が多く観察された。さらに、Nestin-Creトランスジェニックマウスを用いて系譜を追跡すると、グルタミン酸による神経細胞死からEGFPを発現した成熟神経細胞が顕著に増加していることが明らかになった。以上の結果は、延髄を人為的に損傷させると、神経幹細胞が新しい神経細胞の供給源と機能回復に関与することを示している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
神経新生に関する予期せず結果が得られ、順調に進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
現在論文準備中となっているデータを完成させ、年度内に論文を受理させる。
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Research Products
(4 results)