2024 Fiscal Year Research-status Report
漢方薬を活用した口腔乾燥改善薬開発 ~iPS細胞と臨床による検証~
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22K06684
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| Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
川添 和義 昭和大学, 薬学部, 教授 (00248296)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
美島 健二 昭和大学, 歯学部, 教授 (50275343)
井上 富雄 昭和大学, 歯学部, 名誉教授 (70184760) [Withdrawn]
中村 史朗 昭和大学, 歯学部, 教授 (60384187)
栗本 慎一郎 昭和大学, 薬学部, 兼任講師 (70735018) [Withdrawn]
小池 佑果 昭和大学, 薬学部, 講師 (10644479)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | 唾液分泌 / TNF-α / 枸杞子 |
| Outline of Annual Research Achievements |
昨年までに、枸杞子の唾液分泌促進作用を明らかにし、シェーングレーン症候群患者に対する有用性を明らかにしてきた。2024年度からは、さらに、臨床応用に向けて基礎的な研究を実施している。また、枸杞子以外の唾液分泌作用のある天然物(生薬等)のスクリーニングも実施し、枸杞子による研究が進捗しない場合に備えた。現在、引き続き、スクリーニングと臨床試験実施に向けた準備を遂行中である。 枸杞子の唾液分泌作用については、現在までに、サイトカインであるTNF-αによって、水チャンネルであるアクアポリン-5への障害を回避すると考えられる機序を明らかにしている。また、ミトコンドリア活性に対する作用機序も解明した。ただ、TNF-αによる唾液分泌抑制の機序はシェーグレン症候群のモデルであり、研究結果は広く患者に応用できるものと考えられるが、高齢者の唾液分泌抑制機序は、また別のものも考えられる。このように、別の機序の存在が示唆されていることから、2024年度はそれらの機序解明についても研究を進めた。 さらに、これまでに得られている知見と枸杞子の成分についても現在、精査を進めている。既報から、ゼアキサンチンを含め、色素成分にさまざまな生理活性が見いだされていることから、これら、色素成分に活性本体が含まれている可能性が高い。そこで、カロテノイドなどの色素成分を中心に唾液分泌促進活性を示す活性本体の追求を進めてきており、現在も継続中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究を中心として行ってきた大学院生が修了し、その後の研究を続けるための人材が不足しているため、現在、研究がやや滞っている。
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| Strategy for Future Research Activity |
現在までに明らかにしている機序はサイトカインによる傷害を回避するというものであったが、特に、高齢者の唾液分泌不足に対する応用は難しい可能性がある。そこで、今後、さらに応用範囲を広くすることを考えて、サイトカインによる傷害という機序以外のものも視野に入れながら研究を進めていく予定である。また、枸杞子以外の可能性についてもさらに精査を進め、可能性を拡大したい。ただ、現在、実際に研究を行う大学院生・学生がやや不足しているため、研究体制を見直しながら進める予定である。
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| Causes of Carryover |
2024年度に十分に実施できなかったスクリーニングと成分の分析について、2025年度も進めたい。さらに、臨床研究に向けた検討を進める予定である。
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