2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
22K06807
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
佐藤 昇 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00254756)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 運動ニューロン / メダカ胚 / 胸鰭 / 発生 |
Outline of Annual Research Achievements |
クラーレによって神経筋活動を抑制された運動ニューロンの発生をモニターするために、まずクラーレで胸鰭の運動が抑制される条件等を検討した。孵卵5日目から10日目にかけて毎日クラーレを投与し、胸鰭の動きを1分間観察し計測した。 クラーレにより胸鰭の運動が抑制された状態、シナプス形成が影響を受けるのか検討をおなった。 クラーレ投与群とコントロール群で運動ニューロンをαチューブリンで、アセチルコリン受容体をα-bungarotoxinで標識して、シナプスの規模や広がりを観察した。その結果、クラーレによる神経筋活動が抑制されたメダカ胚の胸鰭において、シナプスの規模が拡大している様子が観察された。興味深いことにシナプス形成が神経筋活動を抑制することで刺激された可能性がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度はクラーレによって神経筋活動を抑制した状態のシナプス形成を観察する試みに着手することができた。クラーレの効果の再現性を高める実験を行い、この効果が見t目られる実験条件の設定に成功した。
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Strategy for Future Research Activity |
神経筋活動の抑制により、運動ニューロンと胸鰭金とのシナプス形成の規模や家庭を精査する。
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