2022 Fiscal Year Research-status Report
医療情報システムを用いた頭頸部がん終末期予後予測法の開発
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22K07420
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
岸野 毅日人 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (20532683)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 浩巳 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (80398049)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 頭頸部がん / 終末期 / 予後予測ツール / SS-MIX |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究における課題は下記の通りである。 【課題①】:SS-MIXを利用した情報収集システムの確立 【課題②】:頭頸部がん終末期予後予測法の開発 課題①につき、令和4年度は研究分担者の協力のもと、情報収集プログラムの作成に充てた。研究分担者は以前にSS-MIXからの情報抽出において情報収集を行った実績があり、それをもとにプログラムを作成した。今後、研究分担者の関連施設において、当該プログラムの運用に支障がないか、シミュレーションを行う。シミュレーションにて問題点を抽出し修正した後、本格的に共同研究機関に情報収集プログラムを導入していく予定である。 課題②については、各協力研究機関における事務手続きが完了し、症例集積を開始している。事務手続きは本学での倫理委員会承認手続き完了後、各機関に関連情報を配布し、研究協力者により各機関での手続きを進めた。先行研究から、予後予測法間の有意な差を検出するために100例程度必要であり、共同研究機関における頭頸部癌新規症例数から計算し、症例登録期間を2年としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
課題①につき、SS-MIXから情報を抽出するプログラムの試験運用を行うところまできている。研究分担者の施設における倫理申請中であり、この手続きが完了し次第、試験運用を行う。その後、共同研究機関へのプログラム導入を行っていく。 課題②につき、症例集積は想定通りに進んでいる。引き続き各共同研究機関と協力し、症例集積を進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
課題①につき、基幹研究機関である本学での研究計画書変更申請を行い、研究分担者の施設における倫理申請を進めていく。 課題②につき、各施設の研究分担者の変更が報告されており、報告に基づいて研究計画書の改訂を行う。
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Causes of Carryover |
初年度に情報収集用プログラム作成費用としての人件費やPC購入費用等を計上していたが、研究分担者が現時点では費用を必要としておらず、使用していない。今後、各共同研究機関への説明に赴く費用や、情報収集プログラム導入費用を要する見込みであり、次年度以降に繰り越すこととなった。
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