2022 Fiscal Year Research-status Report
アルギニンジメチル化異常が与えるALS病態の解明と新規病態関連因子の同定
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22K07516
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
池中 建介 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70774058)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | メチル化蛋白質 |
Outline of Annual Research Achievements |
ALS脳内から蛋白質を抽出し、メチル化蛋白質の違いを対照と比べた。対象に比較してメチル化を多く受けている蛋白質を見出した。質量分析に向けて準備をしている。質量分析はHPLCで分画してから質量分析を行う。また、メチル特異的FUS抗体によるウェスタンブロットでは、ALSにおいて100kDa周辺にバンドが確認された。100kDaも質量分析で同定を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
質量分析が、微量すぎるため、高感度化、高収量化が必要である。
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Strategy for Future Research Activity |
質量分析に向けて、さらに高収量化を進めて行く。
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Causes of Carryover |
おおむね計画通りで執行できたが、わずかに来年繰越金がでた。
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