2023 Fiscal Year Research-status Report
摂食障害に対するオンライン認知行動療法の開発および有効性の検討
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22K07561
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
三宅 典恵 広島大学, 保健管理センター, 准教授 (70548990)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡本 百合 広島大学, 保健管理センター, 教授 (90232321)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 摂食障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
摂食障害に対するオンライン認知行動療法の有効なプログラム作成のためには、食行動異常の増悪因子の特徴についての検討が重要課題である。本研究では、質問紙(摂食態度調査票:Eating Attitude Test-26や過食症状調査票:the Bulimic lnvestigatory Test, Edinburgh など)を用いて食行動について評価し、食行動異常の悪化群と食行動異常の改善群を対象に、ストレス状況対処行動尺度(Coping Inventory for Stressful Situations; CISS)を用いて、食行動異常とストレス対処能力との関連について検討を行った。男女とも食行動異常の悪化には抑うつ症状のみでなく、ストレスに対する非適応対処の増加が関連していることが明らかになった。ストレスに対する非適応的対処である情動優先対処は情動の不安定さを引き起こすことが知られている。近年、ストレスマネジメントに対する認知行動療法的アプローチは、生活習慣の改善にも有効であり、精神疾患の治療に効果が期待されている。そのため、本研究の治療プログラムにおいても、ストレスマネジメントに対する認知行動療法的アプローチを追加し、プログラムの修正を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
プログラムの作成がやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
摂食障害の認知行動療法プログラムの修正を行い、オンラインでのプログラム実施に向けて進めていく。
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Causes of Carryover |
参加を予定していた学会にオンラインで参加したため、旅費の未使用額が生じた。来年度に学会参加のための旅費に使用する予定である。
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