2023 Fiscal Year Research-status Report
酸素による内皮細胞を介した解剖学的動脈管閉鎖機構の探索
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22K07828
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Research Institution | Kagawa Nutrition University |
Principal Investigator |
赤池 徹 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20647101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南沢 享 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40257332)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 動脈管 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、出生直後の血中酸素濃度の上昇により内皮細胞から分泌される因子が、血管リモデリングを促進して動脈管を閉鎖させる分子機序を明らかにすることを目的とする。 これまで酸素濃度の上昇が血管リモデリングを促進するという報告は少ないため、酸素濃度の上昇が血管リモデリングを促進するか調査する。ラット動脈管組織において、組織切片を作成し、内皮の肥厚や弾性線維の構造を評価していく。また、ラット動脈管平滑筋・内皮細胞を用いた共培養システムにおいて、ラット平滑筋細胞の遊走能や増殖能を評価していく。現在、本実験を行うため、ラット動脈管平滑筋細胞及び内皮細胞の分離培養を試みている。また、同時にラット動脈管組織の組織学的評価を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍による様々な制限や所属大学の移動準備などにより、ラット動脈管組織やラット動脈管平滑筋細胞・内皮細胞を用いた酸素濃度の上昇による血管リモデリング促進作用の調査の実施が当初の予定より遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後移動先の大学での研究設備を早急に整えて、ラット動脈管組織やラット動脈管平滑筋細胞・内皮細胞を用いた酸素濃度の上昇による血管リモデリング促進作用を評価する実験(組織切片による内膜肥厚や弾性線維構造の評価や細胞遊走能・増殖能実験)を実施していく。
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Causes of Carryover |
コロナ禍による様々な制限や所属大学の移動準備により、ラット動脈管組織やラット動脈管平滑筋細胞・内皮細胞を用いた酸素濃度の上昇による血管リモデリング促進作用を評価する実験の実施が当初の予定より遅れた。 今後ラット動脈管組織やラット動脈管平滑筋細胞・内皮細胞を用いた酸素濃度の上昇による血管リモデリング促進作用を評価する実験(組織切片による内膜肥厚や弾性線維構造の評価や細胞遊走能・増殖能実験)を実施するための実験動物や試薬及び検査キットの購入を予定している。
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