2023 Fiscal Year Research-status Report
心房細動アブレーションによる洞調律化が認知機能に与える効果の解明
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22K08095
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
宮崎 晋介 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座准教授 (60787711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井原 涼子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (00644527)
西田 陽一郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40444111)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 認知機能 / 心房細動 / カテーテルアブレーション |
Outline of Annual Research Achievements |
持続性心房細動に対するカテーテルアブレーション治療前の患者21名、持続性心房細動でレートコントロールを行っている12名の合計33名の患者に、初回の認知機能検査(ベースラインの検査)を施行した。またそのうち28名の患者においては、認知機能に影響を与えうる頭蓋内病変評価のため、頭部MRI検査を施行した。1名の患者はMRI検査で偶発的に脳腫瘍が見つかったため研究から除外した。また1名は経過観察中に脳出血を発症したため除外した。最終年度は、除外患者を除く患者に対して1年後の認知機能の再検査(2回目の検査)を行い、初回検査の結果と比較検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本学と、認知機能検査を行う心理士を派遣する会社(EP綜合)との契約に非常に時間がかかったため、患者リクルートの開始が遅れたが、契約後はほぼ予定通り患者登録を進めている。左心耳閉鎖術は当院での施行症例数が少ないこと、高齢者が多く同意取得が困難であるため、本研究からは除外する方針とした。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度になるため、1年後の認知機能検査(2回目の検査)を行い、心房細動に対する治療介入が認知機能に与える影響、認知機能の経年的な変化を評価する予定である。
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Causes of Carryover |
予定より患者リクルート開始が遅れたため、認知機能検査費用の支払いが遅れたこと、コロナ禍の影響で学会参加がオンラインになったことにより差額が生じた。最終年度に使用予定である。
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