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2022 Fiscal Year Research-status Report

喫煙による喘息難治化におけるフェロトーシスの役割

Research Project

Project/Area Number 22K08292
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

宮川 英恵  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (90869413)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 原 弘道  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70398791)
皆川 俊介  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70468685)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywordsフェロトーシス / 難治性喘息
Outline of Annual Research Achievements

喘息マウスモデルを用いた検討
wild type (WT)およびGPx4+/-マウス*,GPx4トランスジェニックマウスを北里大学より供与を受けていたが、マウスの繁殖が途絶えてしまい、再度供与を受けるべく手続きを行なっている。現在はWTのみを用いて、喫煙+OVA投与実験を行なっている。以前我々のプレリミナリーな喫煙暴露+OVAモデル(6
週間)作成検討では気道周囲線維化および炎症の増加を認めていたが、さらに呼吸機能として気道抵抗、静肺コンプライアンス、気道過敏性(airwayhyperresponsiveness)をflexVent (Emka)で計測する。これらモデルマウスは肺からの気管支肺胞洗浄液を採取する。気管支肺胞洗浄液の細胞数と分画を計測するとともにDAMPsやサイトカインをELISA法にて測定する。肺を採取後、肺組織の気道経と気道壁、また気道周囲の炎症細胞浸潤を含め定量的に評価する。同時にフェロトーシスはTUNEL染色およびPeal-DAB染色の二重染色で評価する。GPX4トランスジェニックマウスではフェロトーシスが抑制され、一方GPx4+/-マウスではフェロトーシスが亢進することを我々は報告しており、これらマウスモデルを使うことにより、喫煙刺激で誘導されるフェロトーシスの喘息病態に与える影響が明らかにする。我々はさらに前述したフェロトーシスを効率的に阻害する既存薬剤を喫煙マウスに投与することでフェロトーシスをター
ゲットとした難治性喘息への治療応用の可能性も検討する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

マウスの繁殖状況が不良で、再度供与を受けるべく手続き中であるため進捗が遅れている。
喫煙歴のある喘息、Asthma-COPD overlap(ACO)合併肺組織も適合検体がないため検討ができていない。

Strategy for Future Research Activity

wild type (WT)およびGPx4+/-マウス*,GPx4トランスジェニックマウスが揃い次第、本実験を開始する。
喫煙歴のある喘息、Asthma-COPD overlap(ACO)合併肺組織の検討も検体が得られ次第開始する予定である。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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