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2023 Fiscal Year Research-status Report

形質細胞シングルセルRNAシークエンスによるALアミロイドーシス網羅的遺伝子解析

Research Project

Project/Area Number 22K08447
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

竹田 勇輔  千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (60772746)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 堺田 惠美子  千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (60422218)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
KeywordsALアミロイドーシス / シングルセル解析 / 網羅的遺伝子解析
Outline of Annual Research Achievements

同じく骨髄腫類縁疾患であり、骨髄中の腫瘍細胞割合が少ないPOEMS症候群を対象とした、当教室の先行研究のシングルセル解析の手法を用い(JCI Insight. 2022 Oct 24;7(20):e151482.)、ALアミロイドーシス患者の骨髄形質細胞解析の準備を進めている。
ALアミロイドーシス患者は希少疾患であるため、検体のリクルートを行えるかどうかが非常に重要である。これについては、院内および県内関連病院の当該症例ピックアップを進め、データベースを作成している。ALアミロイドーシスの患者検体は千葉大学医学部附属病院血液内科において、順調に検体数は収集されている。現在まで、院内で28検体の保存が完了している。対照とする多発性骨髄腫、MGUS検体については、十分数の収集が完了している。
並行してALアミロイドーシス患者検体におけるシングルセル解析条件の検定を進めており、最適な解析条件について設定を行っている。症例ごとのばらつきが大きい疾患であり、条件設定についてさらに検討が必要となっている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

シングルセル解析の条件検定に想定より時間を要しており、進行はやや遅れていると判断している。新型コロナ流行のため、当初の見込みより新規症例の集積が遅れたものの、すでに集積してある検体により研究の遂行は可能な状況である。

Strategy for Future Research Activity

次年度については、シングルセル解析を本格的に開始し、ALアミロイドーシス、多発性骨髄腫、MGUSの各症例から、単一形質細胞レベルで複数の遺伝子ライブラ
リーを作成し、RNAシークエンス解析を行う予定である。

Causes of Carryover

新型コロナの影響で、検体収集に遅延が生じ、当初予定では完了するはずだったるシングルセル解析条件の設定が遅延し、その後に予定されていたRNAシークエンス解析を延期する必要が生じた。次年度については、当初予定していたRNAシークエンス解析を実施できる見込みであり、ここに使用する予定としたい。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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