2023 Fiscal Year Research-status Report
Platelet heterogeneity depending on the site of platelet production from megakaryocyte
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22K08485
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
古和田 周吾 岩手医科大学, 医学部, 講師 (30418884)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡野 良昭 岩手医科大学, 医学部, 助教 (60871720)
阿保 亜紀子 (八嶋亜紀子) 岩手医科大学, 医歯薬総合研究所, 講師 (80326686)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 血小板 / 巨核球 / T細胞 / 末梢血液 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の作業仮説(巨核球は免疫環境や血管内の環境の変化に伴い、血小板産生の場(骨髄と肺)を使い分け、それぞれの場所により産生される血小板の機能や性質は異なる)を検討する為に、下記の検討を行った。前年度までに、巨核球(CD41陽性細胞)とT細胞との関連を見出した。今年度はT細胞のうち特にCD8陽性T細胞との関連を検討した。慢性持続的な抗原刺激下で、T細胞はexhausted CD8陽性T細胞と称される細胞集団を形成する。この集団は慢性ウイルス感染の排除、抗腫瘍免疫(特にチェックポイント阻害剤投与後)、自己免疫に関与することが判明してきている。2023年度はこの細胞集団内のヒエラルキーや増殖状況と、CD41陽性細胞との関連を中心に検討した。その結果①この細胞集団の供給源となるsubsetは通常はリンパ組織に存在しており、末梢血液中にはほとんど存在しない。②しかし特定の病態下で、末梢血液中で一過性に増殖する。③その増殖・分化経路は複数ある(それを制御する因子は今後解析予定)。④この細胞集団は、ITPにおいて特定の治療中に特に変動する。これらより巨核球、ITP、(ITPの)特定の治療薬を、T細胞を中心として説明ができる可能性がある。⑤特定のT細胞集団が、巨核球や血小板との相互作用が低下している場合に、どのように変化するのかを観察した。以上の結果は、臨床的に予後因子やバイオマーカーとしての応用への可能性を認めている。以上を今後、学会発表および論文にて順次公表予定。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
CD41陽性細胞とT細胞の関連について知見が蓄積しつつある。特にヒト検体で特定の疾患や状況のバイオマーカー開発につなげる可能性を見出している。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、ヒト検体の解析数を増加させる。また保存検体を用いたsingle cell RNA sequence、および培養系の実験を含めた再現とメカニズム解析を行う。
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Causes of Carryover |
2023年度に予定していた培養実験を2024年度実施に変更した。その分の試薬注文と購入を遅らせた為。
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[Journal Article] Fostamatinib for the treatment of Japanese patients with primary immune thrombocytopenia: A phase 3, placebo-controlled, double-blind, parallel-group study.2023
Author(s)
Kuwana M, Ito T, Kowata S, Hatta Y, Fujimaki K, Naito K, Kurahashi S, Kagoo T, Tanimoto K, Saotome S, Tomiyama Y; R788-1301 Investigators.
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Journal Title
Br J Haematol.
Volume: 200(6)
Pages: 802-811
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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[Presentation] Efficacy and safety of anti-CD38 antibodies in combination with pomalidomide/dexamethasone in 5 patients with relapse or refractory multiple myeloma2023
Author(s)
9.Tsuyoshi, Sato., Kazuya, Asano., Takahiro, Maeta., Kazuki, Kiyohara., Shinri, Miyazjima., Akihiro, Otsu., Maki, Nishiya., Ryosei, Sasaki., Yoshiaki, Okano., Shugo, Kowata., Tatsuo, Oyake., Shigeki, Ito
Organizer
第48回日本骨髄腫学会
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