2023 Fiscal Year Research-status Report
大腸癌SM癌の転移・浸潤における癌関連線維芽細胞由来物質TIMP-1の関与の解明
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22K08852
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
原 賢康 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (80528860)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 菜奈子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (20790794)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 早期大腸癌 / desmoplastic reaction / CAF |
Outline of Annual Research Achievements |
当該リストアップしてあった当院で切除を行った比較的早期大腸癌患者28名について再度プレパラートを確認した。非癌患者組織においては癌先進部に線維芽細胞の出現は認めなかったものの早期大腸癌患者においては想定していた線維芽細胞の検出がHE染色において全例で検出されたため現在HE染色での評価方法について再検討中となっている。免疫染色を行うスタッフの確保が困難であったがめどが立ったため現在抗体を手配し入手し次第免疫染色を開始予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在免疫染色を担当するスタッフの確保に難渋している。施設内の技師は公務員という立場上謝礼を払っての業務負担が困難であること、研究目的の業務負担が労務上好ましくないことから解決すべき規則が存在している。現在対応可能な技師の確保にはめどが立ちそうな状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
既に転移を来たした早期大腸癌患者はリストアップされ組織も確保できている。これらを免疫染色を行うことで転移陽性となった患者に特有なタンパク増生を明らかにする予定である。
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Causes of Carryover |
免疫染色を行う環境が整わず本来購入して進めていくべき作業が滞ってしまったため。次年度は、免疫染色を行う環境整備のために使用する予定である。
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