2022 Fiscal Year Research-status Report
Effects of intranasal insulin administration for acute cerebral inflammation induced by cardiopulmonary bypass
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22K08915
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
川上 亜希子 山梨大学, 大学院総合研究部, 臨床助教 (70597004)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中楯 陽介 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (50597002)
小口 健史 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (60201399)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ラット / 人工心肺装置 / cardiopulmonary bypass / インスリン |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、科学研究費を利用して新しく実験機器を購入し、それによる安定したラットの人工心肺モデルを確立することに注力した。 本研究を始めるにあたり、今までに使用していた装置では実験の詳細な測定記録を残すことが困難であった。そこで、記録や解析を行うことに優れた機器を購入し、その機器を用いた新たな人工心肺モデルを作成した。実験を開始したが、体外循環時間やインスリン投与量の調整などの実験条件の調整に時間を要している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
装置の購入などの実験環境および実験条件や薬剤投与量の設定に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
実験に必要な機器の購入および実験条件の設定が済み次第、測定を開始していく予定である。体外循環により惹起される炎症が、経鼻インスリン投与によって抑制もしくは軽減されるかどうかを脳組織を用いて検討する予定である。
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Causes of Carryover |
当該年度の助成金支給額では機器の購入金額に不足していたため、次年度助成金支給額を前倒し請求した。
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