2022 Fiscal Year Research-status Report
遠赤外線照射による熱ショック蛋白を介した血管内膜肥厚抑制の機序解明
Project/Area Number |
22K08929
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
内田 大貴 旭川医科大学, 医学部, 講師 (80422038)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊地 信介 旭川医科大学, 医学部, 講師 (80596297)
大平 成真 旭川医科大学, 大学病院, 助教 (70899814)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | FIR |
Outline of Annual Research Achievements |
R4年度は主に、FIR照射による細胞内温度とROSレベルの変動解析を中心に行った。VSMCに蛍光温度プローブの導入を試みているが、導入効率がたかくなく(30%程度)、イメージとして捉えられていない。今後ちがうメーカーのプローベの使用を検討している。DCFアッセイに関しても感度が良くなく、アッセイにばらつきがみられるため、導入条件を調整中である。遺伝子発現ならびに蛋白発現の解析までには至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究を遂行するにあたり、導入効率の改善を得るため、新規のFIR照射器の導入やプローベの購入(海外)を考慮しており、手配に遅延が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後研究計画の変更は予定せず、上記対応の進捗が進めば、経過に則って粛々と進めていく。
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Causes of Carryover |
海外製のFIR照射器の導入検討のため
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