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2023 Fiscal Year Research-status Report

出血性ショックにおけるミトコンドリア酸化ストレスに注目したグリコカリックス保護

Research Project

Project/Area Number 22K09021
Research InstitutionHamamatsu University School of Medicine

Principal Investigator

御室 総一郎  浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (90464114)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords出血性ショック / 酸化ストレス
Outline of Annual Research Achievements

いまだ有効な治療法が存在しない出血性ショック(hemorrhagic shock:HS)後の臓器障害に対して、これまで取り組んできた血管内皮グリコカリックス(EGCX)解析法を組み合わせ、ミトコンドリア由来の活性酸素種制御に注目した新規治療法の開発に挑む。 HS後の臓器障害の重症化は、血管透過性、血管の緊張度、凝固炎症を制御するEGCXが障害されることで起きる。その機序に活性酸素ストレスが関与し、その抑制により臓器障害を抑制、生存率改善を報告してきた。
ミトコンドリア由来の酸化ストレス制御メカニズムは十分解明されていないため、本研究ではミトコンドリアに固有に局在するカルジオリピンの酸化を特異的に抑制するペプチドSS-31(D-Arg-Dmt-Lys-Phe-NH2)によるEGCX保護作用を証明する。
本研究の目的は、HSモデルラットを用い、SS-31投与による微小循環に対する影響とEGCXに対する保護効果を検証し、その機序を明らかにすることでHSに対する新たな治療法を開拓することである。そして現在SS-31の投与したモデルを作成し、研究を行っている。昨年度はモデルをよりよくして区必要があった

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

特に問題なく進んでいる

Strategy for Future Research Activity

いまだ有効な治療法が存在しない出血性ショック(hemorrhagic shock:HS)後の臓器障害に対して、これまで取り組んできた血管内皮グリコカリックス(EGCX)解
析法を組み合わせ、ミトコンドリア由来の活性酸素種制御に注目した新規治療法の開発に挑む。
HS後の臓器障害の重症化は、血管透過性、血管の緊張度、凝固炎症を制御するEGCXが障害されることで起きる。その機序に活性酸素ストレスが関与し、その抑制により臓器障害を抑制、生存率改善を報告してきた。
ミトコンドリア由来の酸化ストレス制御メカニズムは十分解明されていないため、本研究ではミトコンドリアに固有に局在するカルジオリピンの酸化を特異的に抑制するペプチドSS-31(D-Arg-Dmt-Lys-Phe-NH2)によるEGCX保護作用を証明する。
本研究の目的は、HSモデルラットを用い、SS-31投与による微小循環に対する影響とEGCXに対する保護効果を検証し、その機序を明らかにすることでHSに対する
新たな治療法を開拓することである。そして現在SS-31の投与したモデルを作成し、研究を行っている。

Causes of Carryover

前年度コロナのため、研究が進んでいなかったため

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Published: 2024-12-25  

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