2022 Fiscal Year Research-status Report
2型糖尿病合併心筋におけるデクスメデトミジンのポストコンディショニング効果
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22K09100
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
吉川 裕介 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40721759)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | デクスメデトミジン / 虚血再灌流障害 / 心筋梗塞 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はまず非糖尿病マウスにおける左前下行枝結紮による虚血再灌流障害モデルの確立から着手した.手術環境の変更などもあり,適切な重症度の虚血再灌流障害モデルの作成に難渋したが,虚血エリア/左室エリア約50%,梗塞巣/虚血エリア約40-50%,生存率80-90%の研究に適切なモデルを確立した.現在糖尿病マウスにおける同モデルの確立に着手しているところである.研究状況は計画よりも遅れているが,本モデルの確立は最も時間を要する事項であるため,今後の研究の遂行は比較的速やかに行えることが期待されている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度はコロナ感染症の蔓延時期により一時的に予定されていた時間を本研究遂行に使うことが困難であったこと,本研究に必要なマウスモデル手術を行う環境を一部変更したことなどにより,予定よりも研究進捗状況が遅れていると考えている.2023年度は研究の遅れを取り戻し,比較的速やかに研究を遂行することが可能となることが予想されている.
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Strategy for Future Research Activity |
現時点で予定より遅れてはいるものの,研究は当初の予定通り遂行する予定である.
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Causes of Carryover |
研究の遅れにより予定していた研究費を使用することができなかった.最も時間を要するモデル確立は概ね終了しているため,2023年度は2022年度に予定していたやり残した研究内容も含めて予定通り遂行予定であり,差額分も予定どり使用する予定である.
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