2023 Fiscal Year Research-status Report
産科研究バイオモデルとしての胎盤オルガノイドの構築
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22K09564
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
松岡 知奈 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, リサーチアソシエイト (40941050)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶原 一紘 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, 医員 (40569521)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 胎盤オルガノイド / ferroptosis |
Outline of Annual Research Achievements |
iPS細胞より胎盤オルガノイドを作製し、胎盤マーカーの発現を確認した。低酸素培養やferroptosis 誘導剤のRSL3によりferroptosisを誘導した。 また、ミトコンドリア疾患由来のiPS細胞からも胎盤オルガノイドを作製した。ミトコンドリア疾患由来のiPS 細胞から作製した胎盤オルガノイドの方がferroptosisを起こしやすいこともわかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
2種類のiPS細胞から作製した胎盤オルガノイドを用いて、ferroptosis感受性の強さを確認し、妊娠合併症との関連について検討していく。
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Causes of Carryover |
物品費に充当する。
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