2023 Fiscal Year Research-status Report
晩期ぶどう膜炎の視神経・網脈絡膜循環障害に対する長期治療法の確立
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22K09801
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
小林 崇俊 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (10567093)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥 英弘 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90177163)
喜田 照代 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90610105)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ぶどう膜炎 |
Outline of Annual Research Achievements |
6週齢のC57BL/6マウスを用い、ヒト光受容体間レチノイド結合蛋白と、結核死菌を含んだ完全フロインドアジュバンドを鼠径部と足裏に1回ずつ投与して実験的自己免疫性ぶどう膜炎のモデルと作製している。ぶどう膜炎はコンスタントに作製することが難しいが、現在、ぶどう膜炎発症群と、対象群について、レーザースペックルフローグラフィーを用いて網膜血流に差があるか、についての研究を進めている。まだn数が少なく、優位なデータを得られるまでには至っていないが、引き続き研究を進める所存である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
安定してぶどう膜炎を生じることがまだ出来ていないことが原因であるが、繰り返すことによってぶどう膜炎を発症することができるようになってきている。3年目は具体的は成果を得るべく、研究を進めていく所存である。
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Strategy for Future Research Activity |
ぶどう膜炎を安定して発症することができれば、ぶどう膜炎とエンドセリンとの関係を、定性や定量で確かめることが可能になる。その点と、現在進めている網膜血流の結果を組み合わせれば、一定の成果は得られると考えている。過去の他分野での論文からもその関連は存在すると確信しており、今後も研究を進めていく所存である。
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Causes of Carryover |
研究は進めているが、計画から遅れているため、十分に使用することが出来ていない。しかし、研究成果は出始めており、網膜血流や、分子生物学的手法を進め、一定の成果が得られるように進める予定である。次年度は、網膜血流を測定するレーザースペックルの追加測定を行い、発現しているエンドセリン-1や、エンドセリンの受容体(ETA受容体、ETB受容体)を、RT-PCRの手法を用いて調査する予定である。
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