2022 Fiscal Year Research-status Report
黄斑浮腫の形成と進行における血液凝固系因子が果たす機序の解明
Project/Area Number |
22K09832
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
杉本 昌彦 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (00422874)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Gabazza Esteban 三重大学, 医学系研究科, 教授 (00293770)
近藤 峰生 三重大学, 医学系研究科, 教授 (80303642)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 糖尿病 / 糖尿病網膜症 / Protein-S / 妊娠 |
Outline of Annual Research Achievements |
耐糖能異常を伴う妊娠に合併した網膜症は従来の糖尿病網膜症と異なり、炎症による種々のサイトカインの上昇がその原因であることを我々は以前報告している(Sugimoto M, et al. PLOS ONE 2019)。さらに、本年度は社会保険データベースならびに患者レジストリーデータ解析結果を報告した(Sugimoto M, et al.J. Clin. Med.2022)。本研究を遂行してゆくにあたって、本疾患の探求も必要となってきた。本年度は基礎実験とともに、耐糖能異常を伴う妊娠に合併した網膜症症例の採血検体を用いてprotein-Sの解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
耐糖能異常を伴う妊娠患者においてもprotein-Sが関与している可能性を考え、検体採取と解析を行った。おおむね順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画に沿って、耐糖能異常を伴う妊娠に合併した網膜症についても引き続き、病態解析を行ってゆく。
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Causes of Carryover |
国際学会にて成果発表予定であったが、コロナウィルス流行に伴う出張困難があった。また、十分な生化学実験の実施が困難であった。
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