2022 Fiscal Year Research-status Report
抗癌剤誘発末梢神経障害における脂肪組織由来幹細胞を用いた神経軸索再生治療の開発
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22K09894
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
松井 千裕 順天堂大学, 医学部, 非常勤助手 (80815019)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小出 寛 順天堂大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (70260536)
水野 博司 順天堂大学, 医学部, 教授 (80343606)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 脂肪組織由来幹細胞 / 化学療法誘因性末梢神経障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度である今年は毒物に関する管理方法とその許可の書類申請を行い、承認を得たうえで神経系の細胞と試薬類の購入を行った。コロナ禍の影響で試薬類や細胞の納品が非常に遅れたため、準備が難航した側面があった。結果的には神経系の細胞の培養に成功し、複数のストックの作成を行い、現在薬物刺激の予備実験を行っている。また脂肪組織由来幹細胞に関しても新たに本実験に備えてストックを作成し、神経系の実験に使用する準備が整った状態である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍で試薬や細胞類の納品が滞った期間があり、当初の研究計画から遅延する状況となった。細胞のストックの作成を行うことが出来なかった期間に関しては、毒物の管理などを含めて初期の書類登録等を行いつつ、物品がそろう状態に備えた。
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Strategy for Future Research Activity |
物流が再開し、試薬類の安定供給が保てるようになったことから、2023年度は必要な試薬類がそろっており、これまでの遅れ分は取り戻せると考えている。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で物流が滞ったため、試薬の購入が難しい時期があったことから実験が遅れたため。2023年度以降は前年度余った金額を繰り越しして、神経細胞とその培地、PCR用の試薬などを購入する予定である。
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