2022 Fiscal Year Research-status Report
唇裂患者の顔貌評価を三次元から四次元へ進化させる分析方法の開発
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22K10125
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
大河内 孝子 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (90398280)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野添 悦郎 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40208351)
中村 典史 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (60217875)
神谷 亨 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (80295005)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 三次元画像解析 / 唇顎口蓋裂 / 相同モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
実績としては昨年度、外鼻修正術後の三次元解析に関し以下の論文Three-dimensional nasal forms following unilateral cleft-lip nose correction with mandibular ramus cortical bone augmentation for concaved nasal dorsum.がJournal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathologyに掲載された。 外鼻修正術前後の三次元データの収集は順調にいっているものの解析が遅れている。昨年10月にHBM-Rugleと相同モデルを購入し解析を行う環境は整備されつつある。新しい解析ソフトの購入で解析スピードは格段に上がった。現在、術後6ヶ月経過し解析まで修了した外鼻修正術後の症例については今年度口腔外科学会で発表予定である。 4次元の解析については、九州工業大学においてプログラミングの準備をしているが、術前後の顔の動きを撮影するのに難渋しており今後三次元カメラを当科に現存するArtecに替えて撮影を試みる予定である。4次元化への基礎的研究は九州工業大学で開始されており、次回の日本医用画像工学会(JAMIT)で「3 次元点群動画像を用いた顔の時系列変化の検出および非対称度評価」として発表予定である。今後実症例の画像を使用して新しい評価方法を構築していく予定。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者および分担者の部署異動に伴い遅れを生じている。 また撮影機器もVECTRAでうまくいかない部分をArtecに替える予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
画像分析に関してはソフトの変更を行って時間の短縮およびさらに詳しい分析が行えうる予定である。また、コロナが落ち着いたため九州工業大学との直接打ち合わせも再開できる見込みである。 撮影した画像を解析しデータとして整理するために分担者の変更を行う予定。
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Causes of Carryover |
学会参加費および九州工業大学との研究打ち合わせに使用予定だった旅費がコロナの影響で使用できなかったため次年度となった。
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Research Products
(2 results)