2023 Fiscal Year Research-status Report
歯科的アプローチによる健康長寿社会のための未病の予測・管理システムの構築
Project/Area Number |
22K10320
|
Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
東 雅啓 東京工科大学, 医療保健学部, 准教授 (70707348)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松尾 雅斗 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (30190416) [Withdrawn]
高橋 俊介 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (60206810)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 未病 / 微小循環 / 唾液 |
Outline of Annual Research Achievements |
超高齢社会の日本において,『未病』が注目されており,その改善が高齢者における健康維持に貢献できることから,生活習慣の管理・生活機能の維持向上のためにも全身のモニタリングによる未病の予測・管理が必要であった.そこで本研究では,唾液成分解析と微小循環の形態学的・機能学的解析を用いた網羅的解析により未病を総合的に評価し,歯科的アプローチによる健康長寿社会のための未病の予測・管理システムの構築を目標として,2023年度は前年度に引き続き、動物実験を行った。 これまでの研究で得られた基礎データおよび,老齢モデル・ストレス障害モデルラットを用いた行動解析結果と唾液成分・微小循環系の解析結果から、VEGF投与による各モデルラットにおける行動解析・唾液成分の変化に関する検討を行っているところである.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
動物実験における検討が十分進行していない。
|
Strategy for Future Research Activity |
VEGF投与による検討をさらに進める予定である。
|
Causes of Carryover |
研究代表者の移動に伴い研究の進捗が遅れたため、引き続き動物実験を進める計画である。前年度までと同様に実験動物、プラスチックなどの消耗品、血管鋳型標本および血流測定の費用の他に、試薬関連(VEGF等)が必要である。
|