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2022 Fiscal Year Research-status Report

文献レジストリ構築とリアルワールドデータによる膠原病予後因子の網羅的負荷推計

Research Project

Project/Area Number 22K10423
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

辻本 康  昭和大学, 医学部, 普通研究生 (20921919)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 矢嶋 宣幸  昭和大学, 医学部, 准教授 (70384360)
堤 悠介  独立行政法人国立病院機構水戸医療センター(臨床研究部), なし, 医長 (50627320)
木田 節  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (20848501)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords膠原病
Outline of Annual Research Achievements

1. データベース構築について
当初想定より予算が増大していることが判明した。そこで、一次研究を検索しSR&MAを行い、データベースを構築する手法から、オーバービューレビューの形に変更する可能性が出ており、共同研究者と慎重に議論を進めているところである。オーバービューのメリットとしては、費用が安く抑えられることであるが、デメリットとして課題解決できる研究数が減ってしまうことが挙げられる。
2. 解析上の課題について
メタアナリシスをするにあたり、データにイベントがゼロであるものが含まれることがある。その場合にどのような補正方法をとるべきなのかはいくつかの方法が提案されている。膠原病のような希少疾患では対象者数を多く集めることに苦慮することが多く、イベント数がゼロになる可能性も高い。各群に0.5を足すような補正方法(continuity correction)が最も一般的ではあるが、バイアスを生むことが示唆されている。この補正は簡便であるため本研究で補正方法として用いたい。そこで、本研究でこの continuity correction を用いることがどれくらい効果推定に影響がありそうかを調査することが課題となった。
3. 派生研究について
上述の通り、ゼロイベントがあるデータのメタアナリシスで、continuity correction は多く用いられているが、バイアスを生むことが示唆されている。そのため、一体どれくらいの影響が生じうるのかを、既存データを用いて検証することは、本研究のみならず将来の研究のためにも有用である。これを派生研究として同時に進める次第となった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

上述の通り、SR&MAについては、データベース構築かオーバービューレビューで行うかで大きく方向性が変わるため慎重に議論を進めた上で決定する。そのため、進捗がやや遅れている。

Strategy for Future Research Activity

現状では、予算との兼ね合いもあり、データベース構築ではなく、オーバービューの方が良い可能性が高い。しかし、そうなると本研究から出版できる研究数も減ってしまうことになる。
一方、上述の通り、研究実施過程で新しい研究のアイデアも生まれていることは、本研究を進める上で良い点だと考えている。

Causes of Carryover

前述の通り、データベース構築費用が予算と合わず使用していない。今後オーバービューにするとしても大量の文献データを扱うためにデータ保存機器が必要になるため、次年度使用額として計画した。

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Published: 2023-12-25  

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