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2023 Fiscal Year Research-status Report

Development of an AI application to support perioperative oral management based on the proven oral triage system

Research Project

Project/Area Number 22K10477
Research InstitutionToho University

Principal Investigator

関谷 秀樹  東邦大学, 医学部, 准教授 (70267540)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 武田 吉正  東邦大学, 医学部, 教授 (30294466) [Withdrawn]
道脇 幸博  東邦大学, 医学部, 客員教授 (40157540)
兼古 晃輔  東邦大学, 医学部, 助教 (40459342)
高橋 謙一郎  東邦大学, 医学部, 助教 (90613604)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2027-03-31
Keywords周術期口腔機能管理 / 歯の脱落 / 挿・抜管 / AI / 口腔トリアージ法 / 歯の保護装置
Outline of Annual Research Achievements

全身麻酔周術期の口腔機能管理(専門的口腔衛生管理、口腔ケア、摂食嚥下支援)は、術後肺炎、創部感染などの合併症を予防する。歯科・口腔外科のある病院では、半数以上で口腔機能管理が行われている。しかしながら、歯科・口腔外科のない病院では、口腔機能管理のシステム化・標準化が進んでおらず、施設間の格差が生じている。こうした格差をなくすために、東邦大学大森病院で行ってきた口腔内チェックを主軸とした「口腔トリアージ法」を、歯科医師や歯科衛生士のいない病院でも外科医や麻酔医が行い、地域歯科医院と連携して口腔機能管理できる、携帯端末型アプリケーションを作成、実用化することを目的としている。
2022年度(初年度)では、AI学習項目として、従来の口腔衛生状態や歯の状態に加えて、口腔機能に関する項目を追加するべきか検討した結果、研究成果に基づいて、舌圧を追加した。
2023年度は、コロナ禍が明けたため、手術患者が安定し、AI学習用前向きデータ採取を開始した。しかしながら、大きな問題が生じた。後方視的研究にて挿・抜管時の歯の脱落事故に関する調査(投稿中)を行ったところ、当院での歯の脱落事故の発生率は、「口腔トリアージ法」の効果で、国内外でも極めて低いことが判明したため、AIに学習させるだけの、歯の脱落事例がなく、写真評価のみではAIが判別することができないことが判明した。そこで、上下顎前歯6本の動揺度(平均値)を追加して、再度、2024年度より、研究協力機関にて、再データ収集を行うこととなった。2023年度のデータは、補助データとすることになった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2023年度は、コロナ禍が明けたため、手術患者が安定し、AI学習用前向きデータ採取を開始した。しかしながら、大きな問題が生じた。後方視的研究にて挿・抜管時の歯の脱落事故に関する調査(投稿中)を行ったところ、当院での歯の脱落事故の発生率は、「口腔トリアージ法」の効果で、国内外でも極めて低いことが判明したため、AIに学習させるだけの、歯の脱落事例がなく、写真評価のみではAIが判別することができないことが判明した。そこで、上下顎前歯6本の動揺度(平均値)を追加して、再度、2024年度より、「口腔トリアージ法」を行っていない研究協力機関とともに、再データ収集を行うこととなった。2023年度のデータは、補助データとすることになった。このため、遅れが生じている。

Strategy for Future Research Activity

後方視的研究にて挿・抜管時の歯の脱落事故に関する調査(投稿中)を行ったところ、当院での歯の脱落事故の発生率は、「口腔トリアージ法」の効果で、国内外でも極めて低いことが判明したため、AIに学習させるだけの、歯の脱落事例がなく、写真評価のみではAIが判別することができないことが判明した。そこで、上下顎前歯6本の動揺度(平均値)を追加して、再度、2024年度より、「口腔トリアージ法」を行っていない研究協力機関とともに、再データ収集を行うこととなった。当院と、他院で約2000件の登録を予定している。

Causes of Carryover

国際学会発表旅費がかからなかったこと、学習項目追加により、AI学習データ採取を途中中止したため、物品購入がなかった。2024年度に、「口腔トリアージ法」を行っていない研究協力施設とともに、再度データ採取実施予定である。それに付随して、データ採取関連の機器購入、消耗品購入、発表や情報収集を行う関連学会参加費、打ち合わせによる出張、会議費等に充てる。

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results) (of which Invited: 2 results)

  • [Presentation] 東京オーラルマネジメント研究会の歩み2023

    • Author(s)
      道脇幸博、関谷秀樹
    • Organizer
      第1回オーラルマネジメントサミット
    • Invited
  • [Presentation] 周術期における口腔衛生・機能管理の成果とエビデンス2023

    • Author(s)
      関谷秀樹
    • Organizer
      第8回急性期輸液管理研究会
    • Invited

URL: 

Published: 2024-12-25  

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