2022 Fiscal Year Research-status Report
ピロリ菌除菌治療と生活習慣が与える腸内細菌への影響
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22K10531
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
渡邉 美貴 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (60773695)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾崎 悦子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00438219)
今枝 奈保美 至学館大学, 健康科学部, 教授 (80387662)
篠壁 多恵 愛知医科大学, 医学部, 講師 (90828774)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | ピロリ菌除菌 / 腸内細菌叢 / 除菌治療による副作用 / プロバイオディクス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、「ピロリ菌感染なし」、「ピロリ菌感染あり・除菌なし」、「ピロリ菌感染あり・除菌あり(除菌後1年以上経過)」の3群の腸内細菌叢を比較することにより、ピロリ菌除菌治療1年以上経過した腸内細菌叢の特徴を明らかにする。また、除菌後1年以上経過した除菌者を対象に、除菌治療後の消化器系の不調や肥満などの副作用と腸内細菌叢との関連を検討する。研究対象者は研究代表者が実施してきた、「若年者における出生年別のピロリ菌感染率、胃がん高リスク者割合及び感染様式の解明」と「ピロリ菌の除菌による血清ペプシノゲンなどのバイオマーカーの変化に関する検討」の研究(以下、「ピロリ菌に関する研究」とする)の参加者である。 今年度は、「ピロリ菌に関する研究」において収集したデータより、本研究の調査対象者を抽出すること、新たな調査のための質問票・同意書の作成やデータベースの準備を進めた。また、腸内細菌叢分析のための試料収集容器、分析施設等の検討を行い、調査の準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の感染拡大のために、共同研究施設での調査の調整が遅れている。対面での調査時間を可能な限り短くすること、研究協力者からの質問等の対応体制を整えることに時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
腸内細菌叢分析のための便や尿の採取・保管・搬送方法を確認し、調査を実施する。食事などの生活習慣等の調査方法において、紙ベースもしくはwebベースのどちらが適しているかなどを検討すること、webでの動画活用、webが使えない時のための対応など、調査を実施する際の問題点を確認し、研究協力者との対面時間をできるだけ短くなるような方法を用いて、調査を開始する。
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Causes of Carryover |
今年度は、調査方法の確認や共同研究機関との調整、調査の準備をおこなったために、要した費用が予定より少なくなった。次年度は調査を行うため、物品費や人件費、検査費などに費用をかける予定である。
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