2022 Fiscal Year Research-status Report
Benchmarking of deaths at work in a cohort of workers and the association between medical visits and deaths
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22K10543
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
永田 智久 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 准教授 (40525466)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 在職者死亡 / 糖尿病 / 高血圧 / 肥満 / 治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の初年度である2022年度は、調査対象企業・健保の募集、データ定義の作成、データ収集を行った。その結果、15企業・健保の協力を得ることができた。在職者死亡のデータ定義は、「死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル」を参考に作成した。健保からデータを収集する場合には、埋葬料の請求書から死因を同定することとした。健診データについては、「標準的な健診・保健指導プログラム」に則りデータ定義を作成した。現在、データの収集を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
企業と健康保険組合(15団体)に属する約8万人の労働者のコホートを構築した。健康診断、在職者死亡のデータを取得した。データ定義書の通りにデータが取得できることを検証した。取得したデータについて、データクリーニングを行った。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度以降、データを追加するとともに、分析を開始する。 2022年度において、問題なくコホート構築ができているため、本研究推進に支障はないと考えられる。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症やそれに伴い遠隔会議が通常業務となった関係で、研究参加企業とのコミュニケーションの多くはzoomによるオンラインで実施し、その結果当初の予定より旅費等の支出を抑えることができた。 2023年度は対面での打合せでコミュニケーションを図る機会が増えることが考えられるため、研究費の使用額が多く発生する予定である。
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