2023 Fiscal Year Research-status Report
アンチエイジングドックにおける軽度認知機能障害の画像診断の開発
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22K10558
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
伊賀瀬 圭二 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座准教授 (50346665)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊賀瀬 道也 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (90314955)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 軽度認知障害 / MRI / VSRAD / BLI |
Outline of Annual Research Achievements |
・アンチエイジングドックにおいて、軽度認知機能障害の被検者(約120人)をリクルートして、MRIを撮影し、データ集積を行った。 ・3テスラMRIでのVSRADソフトウェアによる解析を行い、z-score=1.16以上が軽度認知障害の可能性が高いことを証明し、カットオフ値として利用することとした。 ・また、昨年度より開始した、Splink社のBLIを用いた、個々の被検者における海馬体積を計測したところ、MCIスクリーンにおける軽度認知障害の指標となる数値:MPI値との相関が高いことが分かって来た。 ・様々な学会で得られた知見を盛り込みながら、本年度はその結果をまとめ、論文作成を中心に研究を進めることとしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
・現在、解析で得られたデータを基に、論文作成を行っている。 ・論文作成の際、追加すべきデータおよび解析について、現在議論を重ねている。
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Strategy for Future Research Activity |
・得られたデータを基に、早急に論文作成を行う。 ・学会発表などでデータを披露し、批判を受けたうえで、より良い論文作成へ繋げる。
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Causes of Carryover |
・令和4年度に使用していなかった費用を、学会参加における出張旅費として、令和5年度に多く使用した。 ・令和6年度は、論文作成が主な任務となるため、使用額は少なくなる予定である。
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