2022 Fiscal Year Research-status Report
臥床高齢者における交感神経活動と褥瘡好発部位の血流との関係
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22K10680
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Research Institution | Tsuruga Nursing University |
Principal Investigator |
伊部 亜希 敦賀市立看護大学, 看護学部, 准教授 (80452431)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 愛乃 敦賀市立看護大学, 看護学部, 助教 (20735310)
片山 恵 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (60295772)
岩崎 幸恵 武庫川女子大学, 看護学部, 講師 (10635626)
藤本 かおり 梅花女子大学, 看護保健学部, 講師 (60757441)
片山 修 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (20295778)
石澤 美保子 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10458078)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 褥瘡 / 自律神経活動 / 圧迫時血流 / 高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
褥瘡予防は発生予防のためのアセスメントが重要であるが、個人の組織耐久性によりその発生リスクが異なるといわれており、圧迫時の皮膚組織血流の減少や回復の程度が異なることで褥瘡発生の有無に違いが生じることを意味している。自力で動くことができない要介護高齢者は褥瘡発生リスクが高いが、臥床している際の圧迫により皮膚組織血流がどの程度減少・回復するか不明であり、交感神経活動との関係についても明らかにされていない。 そこで本研究は、臥床高齢者を対象とし、交感神経活動と圧迫時の皮膚組織血流変化から、交感神経活動と褥瘡好発部位の皮膚組織血流との関係を検討することを目的とした。 2022年度は、研究対象者の安全を担保するため、測定に使用する機器とその方法を検討した。検討により、皮膚組織血流の測定手法について、測定精度につながるセンサ構造の課題があることが明らかとなった。課題の解決に向けて、センサ構造の改良について検討し、その妥当性を検証したが、引き続きの検討が必要であると考えられた。今後は、自立した健康高齢者を対象としたプレテストに向けて、センサの測定精度を引き続き検討し、実施に向けて準備を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに準備を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、測定精度に関わる課題の解決について、センサ構造の検討を行う。平行して、自立した健康高齢者を対象としたプレテストに向けて準備を行っていく。
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Causes of Carryover |
測定装置の検討に時間を要し、当初予定していた経費主出とならなかったが、次年度に執行を予定している。
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